家で見かける小さい虫の正体とは?駆除方法や大量発生の防ぎ方も

気付くと家の中で小さな虫が大量発生している場合があります。見た目もよいものではなく、不衛生で不快感もあるでしょう。そんな小さな虫が発生する原因や、駆除・予防する方法などを紹介します。

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小さい虫を駆除するコツ

小さな虫はほとんどの場合、大量発生しやすいため1匹ずつ駆除していては効率が悪いといえます。そのような小さな虫を駆除するコツを紹介します。

成虫だけでなく卵も駆除する

小さな虫は成虫だけでなく、卵も死滅させることがポイントです。目に見える虫だけ駆除しても、小さな卵が産み付けられていればすぐにまた増えてしまうでしょう。

小さな虫が1度に産む卵の数は多い傾向があり、卵対策をしなければ根本的な駆除が難しいのです。

すぐにできる方法として、熱湯をかけ方法があります。小さな虫は水回りに発生しやすいため、排水口や浴槽の下によく卵を産み付けます。そこに熱湯をかけると卵も死滅するでしょう。

リビングなど熱湯が使えない場所では、掃除機で吸い取るのが有効です。成虫だけでなく、卵も駆除できます。また吸い取った後は、ゴミを素早く処分することが大切です。

殺虫剤は使用方法に注意

小さな虫は数が多いため、1匹ずつ駆除するのではなく殺虫剤でまとめて駆除するのが効果的です。スプレータイプを使用する際は、虫が吹き飛ばないよう遠くから噴射しましょう。

ただしキッチンやリビングなどの場所は、人が触ったり口に入れたりするものがあるため、殺虫剤の使用をおすすめできません。ハエ取りテープや毒餌タイプを使いましょう。

くん煙タイプは、窓や扉を閉めて使わないと効果が薄くなります。窓にわずかな隙間があれば、目張りして利用するとより効果的です。

場所別・発生を防ぐ方法

虫の被害を予防するためには、日頃から掃除などを心掛けるのが大切です。場所別に虫の発生を防ぐ方法を紹介します。

虫が発生しやすいキッチンは要注意

キッチンに食べかすやほこりが落ちてるだけで虫は寄ってきます。定期的にこまめな掃除が大切です。

掃除が終わった後は予防対策として、お酢と水を1対1で混ぜたスプレーを吹きかけるとよいでしょう。お酢には殺菌効果があり、微生物の繁殖を防いでくれて虫を寄せつけない効果が期待できます。

排水口の臭いが気になる場合は、熱湯をかけるとコバエの卵などは死滅します。塩素系漂白剤をスプレーして5分ほど放置し、水で洗い流しても効果的です。

湿気が多い洗面所や風呂場で繁殖を防ぐ

水気の多い洗面所は、掃除を怠るとチョウバエなどの虫が湧くことがあります。定期的に掃除して、汚れがたまらない衛生的な状態を保ちましょう。

また配管内部が汚れていると、洗面台だけ掃除しても虫が発生することがあります。排水口専用洗剤を使って定期的に掃除をして、虫がわかないようにするとよいでしょう。

また風呂場は石けんカスがたまりやすく、これも虫が発生しやすい環境です。排水口のゴミ受けはこまめに掃除し、石けんカス汚れはこびり付いて落としづらくなる前に対処しましょう。

玄関や窓からの侵入を防ぐ

小さな虫は窓にわずかな隙間があれば侵入できます。家の中で気になる箇所は、隙間テープで目張りをして隙間をなくしましょう。

また玄関の照明をLEDに変えるのも、有効な手段のひとつです。LEDは白熱電球よりも虫が集まってこない性質があります。

市販された虫の忌避剤を玄関や窓の周辺に置くのも効果的です。虫が嫌う臭いである、ハッカやペパーミントのオイルを染み込ませた布を置いてもよいでしょう。

さらに網戸に防虫スプレーを吹きかけておくと安心です。

小さい虫は大量発生前に対処することが大切

小さな虫はそのまま放置しておくと、大量発生してしまう可能性があります。ほとんどの虫が1度に多くの卵を産み付けるため、あっという間に虫が湧いてしまうでしょう。

虫が発生するほとんどの原因は、掃除を怠ることで不衛生な環境を作っているからです。こまめに掃除すれば、虫が寄り付くことも卵を産み付けられることもなくなるでしょう。

また掃除だけでなく外から侵入される隙間がないかも確認します。虫の侵入経路があれば、隙間テープで目張りするなどの対策が有効です。

衛生的な環境を維持し、害虫が発生しない快適な空間を目指しましょう。

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